臨港線跡を歩いて旧居留地でお買い物(2/12)

日曜日は雨予報だったので、土曜日に三宮へ買い物に行きました。先日、自転車のタイヤがパンクしてしまったので、替えのチューブと工具などを買わなければいけなかったのです。

臨港線跡

いつもはミュージアムロード〜HAT神戸を通って三宮へ向かうのですが、この日はHAT神戸に用事はなかったし、たまには違うルートを歩こうと思って臨港線跡を通って行きました。

臨港線の跡。遊歩道の横に線路が残っている。

臨港線跡

かつて神戸港からの貨物を運んだ貨物線ですね。しかし輸送の主流はトラックに変わり、2003年に臨港線は全て廃止となったようです。そして臨港線跡のこの遊歩道は、今は桜並木になっています。

遊歩道から撮った資材置き場。馬のモニュメントのようなものにカバーが被せてある。

資材置き場

遊歩道からふと南側を見ると、建築資材の置き場みたいなところが目に入りました。資材置き場なんてあったっけ、と思いながら見ていると、気になるものを発見。シルエットからして、どう見ても馬のモニュメントですが、一体なんなんでしょうか。人が乗っていない馬だけなので、神社の神馬とかを仮置きしているのでしょうか。

春日野道

目的地は三宮のY's Roadですが、一応サイクルベースあさひも覗いていこうと思い、臨港線跡を逸れて春日野道の方向へ。

昭和30年代前半の春日野道駅周辺の写真パネル。製鉄所や貨物線が写っている。

写真パネル

阪神春日野道駅の地下通路に昔の写真があります。

大阪ガス葺合供給所の施設。大きな球形のガスタンクが2つ並んでいる。

大阪ガス葺合供給所

大きなガスタンクがシンボルの大阪ガス葺合供給所。サイクルベースあさひの向かいにあります。サイクルベースあさひには特にめぼしい物がなかったので、写真は省略(ゴメンなさい)。

生田川の河口

目的地は国道2号線からだいぶ南にあるので、結局HAT神戸の方に戻りました。

かつて川崎製鉄で使われていたフライホイールをモニュメントにしたもの。

フライホイール

ホイール・オブ・フォーチュン、ではなくフライホイールのモニュメント。かつて川崎製鉄で鋼を圧延するために使われていたものです。HAT神戸の発展を願って寄贈されたそうです。生田川河口には他にも文化財として移設保存された小野浜町煉瓦下水道があります。

水路だった部分の両側が煉瓦造りになっている。

煉瓦下水道

前に下のリンクの記事で布引の歌碑について軽く触れましたが、写真を撮っていなかったので今回は撮ってきました。

the-maya-hiker.hatenablog.com

「たちかへり生田の森の幾度も見るとも飽かし布引の滝」という源雅実の短歌が書いてある。

歌碑

歌の一覧や解説、歌碑のみちマップが神戸市のサイトにあります(下記リンク)。

神戸市中央区:布引三十六歌碑

歌碑は前に全部巡ったことがあります。ハイキング好きな人はマップ片手に巡ると楽しいですよ。

居留地

居留地の遺産などを見ながら歩き、Y's Roadで必要な買い物を済ませ、また旧居留地の遺産を見ながら歩いていました。

文化遺産として保存された外国商館に附属していた門柱。

外国商館跡の門柱

登録有形文化財として保存されているレンガの下水管。

旧神戸外国人居留地の下水道

ところで、Y's Roadの南隣のチャータードビルにB級スポットの「突撃洋服店」という怪しいお店があったのですが、どうやら店をたたんでしまったようです。

薄暗い外から入り口を撮った写真。中は電気が点いているものの、がらんとしている。

ビルの入り口

買ったことが無い(そもそも何のお店なのかよく分かっていなかった)のでこう言っては無責任なのですが、とても面白い雰囲気のお店だっただけに残念ですね。もし昔撮った写真を発掘したら、記事にしようかと思います。

帰路

モンベルでCAMELBAKのボトルを買おうか迷って保留にした後、アクセサリカラビナを買おうと思っていたことを思い出しました。そこで久しぶりにスポーツワールドで買い物して帰りました。

これはその途中にあった美術作品。作品名は「倒立振子を安定化させる女」です。嘘です。たしか「萌」という作品名だったと思います。左手の指先から何かの植物が萌え出ているのですね。

女性の立像。左手の指先から植物が芽吹いている。

美術作品

取り止めのない日記になってしまいましたが、今後の記事の伏線も張ったのでこれで終わりにします。